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NARUTO二次創作腐女子サイト。カカナルオンリー。
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早くナルナルが書きたい。



翌日は、見事な快晴だった。
カカシはいつものようにずいぶんと遅れて集合場所に向かいながら、昨夜のこと・・・つい数時間前のことを思い起こしていた。
結局、あのナルトが何者であるのか、カカシは知らされはしなかった。
始終、笑みを浮かべていた彼は、最終的にはナルトが起きるから、とカカシを追い出した。

もちろんカカシとて、おとなしく従ったわけではない。
ただ、まるで眠るナルトを守るように傍らから離れないもう一人のナルトの姿に、強く出ることもできず、とりあえずその場を去った。
その後も、カカシは監視を続けたが、ナルトの家はひっそりと静まり返った夜の中に沈み、静かに朝を迎えた。


(あのナルトは一体・・・。)
いつものように視線は18禁本に向けながらも、頭の中は昨夜のことを考えていた。
何者か問い詰めるカカシに対して、ナルトが漏らした言葉も気になる。


『俺もナルトだってばよ。そして、俺を作ったのはナルトだってば。』


その意味をカカシはずっと考えている。
ナルトが作ったナルト。
その示す意味はなんなのか。
そして、「彼」はいったい何者なのか。



答えの出ないそれらを考えていたカカシの耳に、恒例となりつつあるサクラとナルトの憤慨した声が聞こえてきた。
どうやら、いつの間にか集合場所についていたらしい。

「いやー。すまんすまん。今日は・・・。」

いつものように適当な言い訳を口にしようとして、思わずカカシは動きを止めた。
サクラと一緒になって、カカシの遅刻を責めているナルト。
一見するといつものナルトと変わらない彼は、おそらく昨夜カカシが遭遇した「もう一人のナルト」だった。
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