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何度も言いますが、週末はエロのお時間です。
いちお18禁としますが、もしかしたら20禁?
この世界に足を踏み入れて、かるく二桁にはなりましたが、いまだにどこがラインなのかさっぱりです。
誰か教えてください。
18禁と20禁の合間を。
明日はおかんと妹がはとバスに乗るので、お見送り。
その間に、ライブで上京する友達と遊んできます。
ライブは今回家族サービスのため、なくなく断念。
家に帰る、その道の途中で降り出した雨に濡れて、帰宅早々風呂場に駆け込むことになったのだから間違いない。
その雨が夜が更けるに連れて、雨脚を強くしていたことも知っている。
そろそろ寝ようか、という時間帯にいつものようにフラリ、と現われたカカシが頭からビッショリ濡れていて、窓の向こうではうるさいぐらい地面に叩きつける雨音がしていた。
絞ったら服という服から雨水が絞れそうなカカシのせいで、ナルトの家の風呂は二度目の稼動をすることになったのだ。
それが今では酷く遠かった。
否、雨が降っているのはわかるのだ。雨音も聞こえる。けれど、そんな外部の音全てが、酷くぼやけているのだ。
ぼんやりと光を透かすランプのシェードのような、薄い膜に部屋ごとすっぽりと包まれてしまった。そんな感覚。
聞こえるのは、うるさいぐらいの鼓動と、ピチャピチャ・・という動物のコドモが乳を飲むような拙い水音。その水音が、自分の口元から零れていることも、ナルトはもうぼんやりとしか分からなかった。
体中が気だるいほど熱くて、それでいて何かに焦がれるような熱を宿している。
今のナルトに分かるのは、それだけだった。
はぁ・・はぁ・・と鼻からの呼吸では追いつかず、荒い呼吸が口元から漏れる。
「んっ・・・ぁあっ!」
それと同時に零れた声は、甲高くて甘くて、とても普段のナルトのものとは思えない。それが恥ずかしくて、思わず両手で口元を覆ったが、それはあっけなくカカシの手で外されてしまう。
「声、聞かせてったでしょ?」
少しだけ掠れた低い声は、優しいようで優しくない。
背後から抱き込むようにして抱え込んだナルトの自由を、さり気なく封じて、それでいて身勝手な愛撫を与えているのだ。
汗でぬめる皮膚を撫でさすり、その度にわざとらしく胸元の突起に触れる。繰り返される愛撫に敏感に尖ったソレは、赤く染まって腫れて、わずかな刺激でも、電気が走ったかのような感覚を覚えるのだ。
それは、胸だけでなく、汗に濡れて、薄闇でも怪しく浮かび上がる体中がそうだった。
「あっ・・・あっ・・・やぁ・・っ!!」
「今のナルトは、全身が性感帯みたいだねぇ。」
カカシの手が、何の意図もなく触れただけで、声をあげるナルトを見て、カカシはクスリ、と笑う。
ナルトとしては、誰のせいだ、とツッコみたいところだが、そんな余裕も思考も今はない。
ただ、さわさわと触れるカカシの大きな手に、翻弄され続け、蕩けさせられたカラダは、ナルトのものであってナルトのものではないような、不思議な感覚だ。
ただ、ただ・・・。
「熱いってば・・・・。」
吐き出す吐息すら、熱を帯びて、爛れていきそうだった。
「ナルト、ナルト、ナルト・・・・俺だって熱いよ・・。熱くて、熱くて死にそうだ。」
相変わらずカラダでナルトを拘束し、耳元に舌を這わせながら、そんな殺し文句で鼓膜を震わせるカカシの鼓動も、ナルト同様に早鐘のように早かった。
それに、カカシに抱え込まれているせいで、ダイレクトに尻のあたりに感じるカカシは、ガチガチに勃ちあがっているのが分かった。
ナルトのものは、先ほどからカカシに幾度となくいかされ、今は少し余裕がある。最も、カカシに触れられればすぐに、立ち上がってしまうのだけど。
けれど、最初の長すぎるキスから今まで1度も解放していないカカシは、どうなのだろう、とふとナルトの頭に浮かんだ。
つらいだろうな、くるしいだろうな。
そんなことをぼんやりと思った瞬間、するり・・とカカシの膝の上から滑り降りた。
お互い汗で濡れそぼったカラダは滑りやすい。咄嗟のことで、ナルトを捕らえておくことができなかったカカシが、訝るような眼差しと共に三度ナルトを抱えあげる前に、ナルトはごく自然な仕草でソレに手を伸ばした。
もうずっとカラダの中に溜まっていく熱に熱に浮かされ、朦朧とする意識下で、それはナルトの中で当然のように浮かんだ行動だった。
だからこそ、あまりにも自然すぎる動きに、カカシの反応が遅れたのだ。
ヌチャ・・と酷く粘着質な音とともに、カカシの痛々しいほど勃ちあがったソレが、ナルトの手に握られる。
「・・・・っ!ナルト・・っ?!」
その動きに驚き、カカシが呼んだ声など聞こえないかのように、ナルトは握ったカカシ自身に、躊躇う素振りすら見せず、口付けた。
ナルトにしてみれば、深く考えてしたことではなかった。
むしろ、声が枯れるほど散々喘がされ、イかされたせいで、いつも以上に頭はぼんやりと膜が張ったかのように朦朧としていた。
だからこそ、本能的にナルトの中から生まれた行動だったといったほうが正しいかもしれなかった。
口付けると、そのヤケドしそうな熱さに眩暈がした。
当然ナルトのものよりも大きく、触るだけでドクドクと脈打っているのがわかるソレを、いきなり口の中に銜えこむのは躊躇われて、ナルトは口付けたまま、つぅ・・と裏筋を唇と舌先で辿った。
そんなナルトの仕草に、カカシが息を呑むのがわかって、嬉しくなり、ナルトは自然とその目を細めた。カカシに口付けたまま、淫蕩に笑うナルトは、酷く妖艶でカカシは思わず息を詰めた。
根元まで舌先で辿り、そのまま嚢の部分を上唇と下唇で甘噛みすれば、よりカカシがその質量を増した。
ナルトは、そんなカカシの反応に素直に笑みを浮かべて、よりその行為を深くしていく。
根元まで辿った舌で、今度は先端へとねっとりと舐めあげる。空いた手は口の代わりのように、その間にも、ぬるぬると溢れた先走りが滴って、ナルトの唇やその頬を濡らしたが、今のナルトには気にならなかった。
むしろ、それほどカカシが感じているのかと思うと、それが何よりも嬉しい。
自分の唾液を絡めながらチュ、チュ・・と吸い上げるようにして根元から先端まで繰り返して、今度こそナルトは深く深くカカシを銜え込んだ。
喉元まで飲み込んで、口の中でジュルジュルと唾液を絡めながら、舌と歯で刺激を与えていくナルト。
少しずつ、確かに反応を返してくるカカシが嬉しくて、ナルトはさらに口を動かした。
いつもであれば、恥ずかしくてできないそれらは、異常なほど蕩けきった意識の下では羞恥心すら消えて、ただ欲望のままにカカシ自身に舌を絡めて行く。
そうやって口で愛撫をくわえている間も、その手はカカシの嚢や銜え込めなかった部分を握りこんで上下に擦り続けていた。
ナルトの手は、ナルトの唾液やカカシの先走りのせいでドロドロに濡れて、動かすたびに粘着質な水音を響かせる。
ぐじゅぐじゅ、と静まり返った室内に淫らな音が響き、ナルトはそんな音をうっとりと聞いていた。
太く長大なカカシのソレに舌を絡めて、先走りと唾液とを一緒に吸い上げていく、ディープスロート。
飲み込んだ鈴口あたりを舌でくすぐり、カリカリ・・と歯で血管を押さえつけた。
ひくり、とカカシの喉が戦慄く。
ナルトは、今までにない濃厚さと積極さでカカシを確実に追い詰めていく。
ナルトの口元からは飲み込めない唾液や、カカシの先走りが透明な糸となって溢れ、ぽたり、と床に透明な溜まりを作っていた。
けれどナルトは、気にした様子は無い。それどころか、たらり、と静かにゆっくりとカラダを伝うなんともいえない、もどかしい感触にすら感じていた。
部屋の中の密度はますます上がっていく。
部屋を覆う膜はより分厚く、世界からこの部屋を切り離していくのだ。
確かに聞こえているはずの雨音すら、もう聞こえなくなりそうだった。
ただ、ただ、ナルトの鼓膜を揺らすのは、カカシを愛撫するずるずると自分が体液をすする音と、荒い呼吸だけだ。
そして、時々、自分を呼ぶ、カカシの声。
それが、少しずつ掠れて、艶を帯びているのが嬉しい。
ぼんやりとした意識は着実に、カラダの内側と外部から与えられる熱に灼かれて、爛れていた。
ナルトは、銜え込んだカカシを再度口から放すと、より強く滑る手でソレを握った。
そして片方の手で、嚢をやわやわともみしだきながら、半分口をあけている尿道に無理やむ押し込むように舌先を突っ込んだ。そして唇と歯であぐあぐと刺激を与える。
そんなナルトの動きに、ドクンッと一際大きくカカシが脈打って、膨れ上がった。
「くっ・・・ナルト、放せ・・・っ。」
高まる射精感に、カカシは歯を食いしばってナルトに放すように促すが、ナルトはそれに従うどころか、それまで嚢をいじっていた手と指で、露骨に浮かび上がった筋を、舌でほどこしたようになぞりあげた。
先ほどの舌の柔らかな感触とは違う、固くダイレクトに射精を促すその動きは、今のカカシにはひとたまりもなかった。
ドプ・・・っ、と弾ける音がしてナルトの口の中でカカシが達する。
ナルトはカカシが止めるのもきかず、その口内でカカシの精液を受け止めた。だが、全ての量を受け止めるにはナルトは小さすぎて、受け止め切れなかったソレは、ナルトの唇を、頬を、睫を汚して溢れた。
そしてペタリ、とフローリングの床に座り込んだナルトのカラダにもダラダラと零れ落ちていく。
暗闇の中、淡く浮かび上がるように薄ピンクに色づいたナルトのカラダに濡れた跡を残して、半透明な液体にまみれるナルトは、酷く淫らで艶かしく、カカシはそんなカカシを見下ろしながら、眩暈を感じていた。
ともすれば、その光景だけですぐに固く勃ちあがりそうな自身に気づかないふりをしながら、カカシは自分の精液を必死に飲み込もうとしている
ナルトに優しく声をかける。
「・・・ほら、吐き出していいよ、ナルト。」
けれど、ナルトはそのカカシの言葉に必死にフルフルと首を振ると、ん、と小さく声を漏らしながら、ゴクリ、と口の中の全てを喉に流し込んだのだ。
ひくり、震えたナルトの喉元に、と自分の吐き出したソレがナルトの中に流れ込んでいく様をまざまざと見せ付けられて、カカシは己の中に篭った熱が再び上がるのを感じた。
波のように荒ぶる内面を、理性を総動員して押さえつけ、それでも震える両手で、カカシはナルトを再度抱えあげた。
「ナルト・・・・・。」
名前を呼ぶ声が、欲に塗れて掠れた。
正面から向かいあえようにして抱きかかえたナルトを覗き込めば、蕩けきった蒼い瞳が合った。
その奥には、ゆらゆらと確かに欲望が見え隠れする。
みれば、ナルト自身のソレもいつのまにかたちあがって、フルフルと震えていた。
カカシに抱き上げられたカラダは汗や体液で濡れて、抱きとめられるとまるで接着剤でくっつけたかのようにぴたり、と密着した。
ナルトは、抱き合って触れた場所からカカシとくっついて1つになっていくような錯覚を覚え、ほぅ、と熱い吐息を吐き出した。
カカシのカラダも汗だくで熱い。カカシの熱と自分の熱が溶け合うかのような感覚は、ますますナルトを淫らに溶かして、欲望だけをむき出しにさせるのだ。
「センセェ・・・熱いってば・・・・。」
うっとりと呟いて、ふるり、と震えた。
そして、それはカカシも一緒だった。
部屋を満たした甘い毒が、ゆっくりと部屋に充満して、致死量を満たす。
・・・・雨はまだ止まない。